まばたきをする体

ラスボスを倒したがなかったことにする

息子がやってきて「第三者面談がある」といった。

かっこいい。それ三者面談! とつっこんでおいたが、息子に関して第三者たちが面談するのならそれは親としてとてもありがたいことだな。

娘に服を選んで欲しいといわれて選んだ。「あまりかわいい組み合わせにしてみんなから大人気になっちゃうとお母さんがさみしいから、かわいくない組み合わせにする」というと喜んでいた。

同じ色の上下にした。「同じ色だ!」「あえての同じ色だよ」「へん~」言いながら着て学校へ。息子もでかけた。

今日は私も外出の作業があり支度してでかける。ごくたまに外出の仕事があるが、ほとんど自宅で仕事をしているため、準備がこれで大丈夫なのか、どれくらいの時間に出れば間に合うのかなどカンが鈍っている。

とおりがかりにきれいで広くて天井の高いスターバックスがあり、美しさにすっかり感激してしまった。内装といえばほとんど家と近所のスーパーやコンビニしか見ていないので、店の洗練ぐあいにすぐに心を動かせてしまう。感性のチョロさの高まりがすごい。

仕事は無事に終わって帰宅。夜はさばを焼いた。焼きながらちょっと気持ちが盛り上がらない感じがしていたが、食べたら美味しくて大丈夫だった。青魚についてはそういうことが多い。食べるとおいしい。

食後みんなで洗濯物をたたみながら娘がテレビでクイズ番組を観ていて、アメリカの学生が卒業式に着るみたいな服を着た若い人たちがクイズに答える番組だ。

これ、なんだかしょっちゅう見てる気がするんだけど気のせいだろうか。テレビをつければいつもアメリカの学生が卒業式に着るみたいな服を着た若い人たちがクイズに答えている気がする。少なくとも週2回くらいは放送されてるんじゃないか。

娘に聞くと、水曜日だけだよ~と言っていて、そうか水曜日だけかとちゃんと知ると今後は感覚が調整されるだろう。番組名も教えてもらった。「東大王」という。東大の王だったのか彼らは。

息子に学校からのプリント類を渡され、中に「風紀委員通信」というのが入っていた。風紀委員じゃん! あるんだ! マンガにしかない組織だと思っていた。

どうやら息子が間違えて私に渡したようで、生徒向けに配布されたもののようだ。「学年を越えて集まって楽しく活動しています! 校門であいさつしていますので、気軽に接してくださいね! 」というようなことが、いまふうの文字で手書きで書かれていた。

風紀委員というとフィクションの世界では厳しく主人公らを正す、どちらかというと嫌われ役というか、面倒な組織のように描かれがちだ。

手書きの「気軽に接してね!」というのに、実在の風紀委員の子たちにちゃんと青春があるのだと思わされた。

夜は息子がうっかり「ゼルダの伝説」をクリアしてしまった。

ゆっくりすみずみまで楽しもうと思ってはいたようだが、結局主軸のミッションがおもしろいのでサブの小話みたいなものはうっちゃってつきすすみ適当な感じで粗めにラスボスを倒してしまった。私はゲームをやり慣れないけど、なるほどこういう様相があるものなんだな。

すぐにバックアップデータのうちからラスボス直前のポイントに切り戻しして静かにまた遊び始めていた。

娘が「まっすぐになろ」といってまっすぐになったので見た。

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