まばたきをする体

過去に対する焦りがわいてそわそわすること

起きて洗濯物を洗濯機にかけてお弁当を作っていると息子が起きてくる、一緒にごみをまとめる、息子が出しに行く、見送ると小走りしていた。引き続きお弁当を作りながら朝ごはんも用意する、息子が食べ始める、私もなんとなく食べながら娘を起こす、洗濯ができるので干す、起きてきた娘に朝ごはんを食べるように言って、着替えてお化粧する。

夜、家々にあかりがついているのを見るとたくさんの生活の存在を実感するが、朝のこういうあれこれもすべての家庭にあるのだと思うとぞくぞくする。

息子、娘とそれぞれの持ち場へ。私は会社に行った。

昼に、プリンが食べたいなとはっと思い立ち昼ご飯を買いに行くもなんだか流れでちらし寿司を買っていた。ブレ幅が大きい。自由だ。好き勝手に生きている感じがする。

午後は会社を早退して友人のアキさんと待ち合わせ、共通の友人である谷田くんのファッションブランドの秋冬の展示会へ。

すすめられた服を着たら似合った。Vネックのワンピースで、そうかもしかしたら私はVネックの服がそもそも似合うんじゃないかという気がしてきた。

こうやって「気がしてくる」とき、たとえば今回だったら、いままで丸首の服を着ていた日々が無駄だったのではないか、といった過去に対する焦りがわいてそわそわすることがある。落ち着かない気持ちになってよくない。

過去を悪くおもうなかれ! とシュッと立った。これから服を買うときにVネックの服を意識するようにすればそれでいいはなしだ。

帰りにプリンを3つ買った。帰ると塾を終えた息子が「ザ・シューター」という映画を観はじめていた。一緒にプリンを食べた。開始早々にいきなり主人公が裏切られていた。

回鍋肉を作って娘を英語学童に迎えに行く。帰ると息子は映画を見終えていた。その後もいろいろな裏切りがあったり報復で殺しまくったり大変だったそうだ。映画に「大変」ってジャンルあるな。

回鍋肉は上手にできた。娘と三角食べの話をしていて思い出したが、私は大人になるまで「三角食べ」という言葉も概念も知らなかったんだった。

とくに誰からも教わらなかった。なのでいつもご飯を全部食べてからおかずを食べていた。祖父母と暮らしていたころ、祖父に「同期生にそういうやつがいたな」と言われて「そうなんだ~」と返したのを覚えている。

どうやらご飯とおかずは交互に食べるといいようだぞと知ったのはいつだったろう。覚えていない。

金曜日なのでビールを飲んだ。さっきあまりおしゃべりできなかったのでアキさんとLINEでおしゃべりした。好きな芸能人のこととか。