まばたきをする体

弁当箱は内臓の比喩

チューブに入ったあんこを買ったので気持ちがとても豊かだ。朝のロールパンにあんこをはさんで食べた。

パンを食べながら娘が

「……令和!」

といった。「そうだ、令和」「令和だ!」と子どもらと3人でハッとしあった。令和には気を抜くと忘れてしまいそうな感覚がある。

子どもたちは春休みで学校がない、給食もないので今日も弁当をこさえた。

お弁当箱にはいろいろな大きさのものが売っている。それぞれの大きさは食べる人の胃の大きさを表すもので、日用品としてこんなにも人間の体の一部をあらわすものがあるのかとわりと常々感心する。

胃の比喩表現としてのお弁当箱だ。

で、感心しながら大いにとまどうのだ。胃の大きさ見えないしどれくらいのを選んだらいいかわかんないんだよな……。と。

いうほどむつかしいことではなく、娘は小学校に上がるときに好きな柄のを選んで喜んで使っている。息子のが今のままでは小さすぎるのでなんとかしよう。

会社に行く。会議があってたくさん笑った。みんなでからいおせんべいを食べた。お土産のマルセイバターサンドをもらった。

帰って子どもたちも帰ってきて夜はカレーとコールスローを作って食べた。

カレーとご飯をまぜるのはカレーに失礼なことなのではないかと息子がいう。

カレーとご飯を混ぜると、カレーの気配がなくなり形状がライスに近くなるから、とのこと。確かにカレーは汁なので物体としての存在感はライスのほうがあるかもしれない。

娘は混ぜて食べる派で無視して混ぜていた。

娘がテーブルの上の炭酸飲料のボトルを見て「シンプルで無駄がないそして……(このあとなんて書いてあるの?)」といった。

なんて書いてあるのかを見ずに私と息子が当てに行く。

「美味しい?」
「健康的?」

答えは「低価格」だった。

おもしろかったのでこのあとも3人でいろんなパッケージを読んで文章の続きをあてるゲームをやった。

「直射日光や高温多湿の場所を避けて……?」
「保存してください!」
「正解!」

「カルシウム不足が……?」
「心配な方に!」
「ブー!『気になる方に』」

小学生くらいの子どもとの遊びにおすすめです。

娘と神経衰弱をした。息子は本を読んでいた。