まばたきをする体

どこかの母の模倣だな

娘は朝が苦手だ。毎朝起こす。今朝は「いちにちずっと寝てたい」「さむいよー」とごねていた。 前の晩、もう春なのだからやってみたいと半袖半ズボンで寝たのだ。今朝は気温が下がった。そりゃあ寒いだろう。「おかあさん、上着もってきて」とのこと。 娘は…

太陽の塔に入るお金がなくて走った

服を着て顔を洗って歯を磨き、荷物をまとめて山の中にある夫の家を出た。 夫が車で川沿いの道を駅まで送ってくれた。川には大きな岩がどしんどしん次々ある。 息子はあらわれる山肌がずっと土じゃなくて石の肌であることに「かっこいい」としびれているよう…

3年間わたしはいなかったから

朝、肉まんを食べた。 息子は肉まんとあんまんが好きだ。肉まんが好きだからあんまんも好きくらいの感じでは、さてはないな? と思う。どちらも「ちゃんと」好きだ。 餃子とピザが好き、みたいなものだ。偶然好きなものが両方とも中華まんじゅうだった。そう…

ネットで読んだ泣ける話を思い出した

夕方から祖母の通夜があるのだが準備があてずっぽうだ。 妙にあたまが回らず、喪服だけ出しておけばなんとかなるだとうとそれだけ準備して仕事へ向かった。 昼に天津丼をスーパーで買い、スーパーに置いてあるレンジの自動モードで温めたらしっかりと完全に…

祖母は死ぬのではないか

11/23 もうすぐ祖母は死ぬのではないかという噂がある。 もう98歳で本人の希望もあり無理な延命処置はしないようにしている。認知症も進んでおりグループホームでおせわになっている。 噂を流しているのは母だ。母はホームの近くに住んでいて日々様子を見に…

やめるんじゃなく急に酒がやんだ、そしたらやせてねむかった

このエントリは、18年ほどにわたり毎日強い意志を持って飲み続けていたビール(1リットル)の家飲みを急にやめたことが書いてあります(外飲みは今でもしてます)。 前半はタイトルにある「やめるんじゃなく急に酒がやんだ」というあたりのこと、後半に急に…

現実がドラマになり切らないのは生きてる人がみんな主役だからだ

先日下のむすめが腕の手術をうけた。 5月に骨折したときの手術で固定のためにいれた釘を抜く手術だ。 5月に続いて短期間での2度目の手術だったので流れはだいたいわかっており、非日常のできごとではあったがとまどうこともなく、まわりがよく見えた。 それ…

サブウェイ 日本経済大学渋谷キャンパス店

日曜日、渋谷の桜丘のあたりで時間をつぶせる場所を探していた。 サブウェイの看板が出ているのでこれはと思って近づくが入り口がない。狭くて薄暗い階段があり、小さく「サブウェイ」と書いてある。これがサブウェイなのか。 降りていくと階下は真っ暗であ…

映画の「最初はあたふたしていたけど、今では慣れてすいすい」みたいな演出

5月の連休に娘がひじを骨折した。 救急外来で骨折と、翌日街の休日診療の整形外科でこれはやっかいな骨折パターンといわれ、連休明けにかかった大きな病院の整形外科では提出したレントゲン写真一発で手術が決定しその日のうちに手術し1日入院した。 大きな…

舘ひろしさんは毎朝起きるとまずミルクを飲む

妹が近所に姪っ子と住んでいるのでちょっと顔を出してきた。姪っ子は寝転んで、家族でYoutuber業をやっている人たちの動画を見ていた。ブライスという人形でファッションショーをする動画だそうだ。なんじゃろうなこれはと思うが再生回数を見ると100万以上い…

渋谷郵便局前の和菓子の臨時店舗に人がたくさんいてはげまされた

いまはもうすっかり大丈夫なのだが、1か月前だったか2か月前だったか、もっと前だったかもしれない、どうも元気が出ないぞという期間があった。 ありがたいことに良い職場で長く働いており、例えば締め切りに追われたり人の仕事ぶりをうらやむようなことは多…

Google Homeは家庭にあってなぜ家族ではなく他者なのか

誰も呼んでないのにGoogle Homeが反応して子どもらとぎょっとしてたら小5の息子が「分かった…ヨーグルトだ! ヨーグルトとGoogleを聞き間違えたんだ!」と謎を解き『12人の優しい日本人』みたいだった。— 古賀及子 (@eatmorecakes) 2018年5月16日 ということ…

さっき火事だった焼肉屋がもう営業している

さっき火事だった焼き肉屋の前をとおりがかったらもう営業していた。 4人がけのテーブルが2台と4人くらいが座れるカウンター席があるだけの小さな店だ。 テーブル席がどちらもうまっていて、座席では家族連れの子どもが紙のエプロンを今まさにつけようとして…

RAIZIN MIDLが風景になる日

エナジードリンクを飲みつけない。 レッドブルとかモンスターエナジーとか、エナジードリンクというものを、はっと気づけば多くの人が飲むようになっていた。 ぼんやりと生きていて、エナジードリンクを視界にいれず飲むことを知らずにやりすごしていたのだ…

思想なき生活を2人の女性がポップに語り散らす! 「心のなかのクーラー貴族よ育て」

こんにちはー! きょうはせんでんです。 デイリーポータルZのラジオコンテンツ「デイリーポータルZラジオ」でライターの小堺丸子さんとやっているラジオシリーズ、通称「生活感まるだしラジオ」の書き起こしを本にしました! 4/21(土)に二子玉川で行われるウ…

おいしいけどお腹いっぱいだからのこりはあとで食べる、だと!?

小2の娘が大きめのクッキーを半分食べたところで 「おいしいけどお腹いっぱいだからのこりはあとで食べる」 といって片づけた。 「おいしいけどお腹いっぱいだからのこりはあとで食べる」 これ、すごくないですか。 「おいしいからお腹いっぱいだけど全部食…

示唆をくむのが苦手にもかかわらず雑に映画を観てしまった

小1の娘と娘のお友達を2人、子ども3人を連れて映画「リメンバー・ミー」を観てきた。 それよりも先に友達と観ていた小4の息子に、後半畳みかけて泣かせてくるシーンがあると聞いていただけでなんの前情報もない。 道中はテンション最高潮の女子3人とコンビニ…

娘と祖母が私には見えない楽しみを感じ取っている

小1の娘は、選び取ること、自ら選択することに本当にどん欲だ。ハングリー精神が強くて驚かされる。たとえば3個入りのヨーグルトがある。なかみはどれも同じだ。しかし娘はどれにするかかならず自分で選び取る。彼女にしてみたらふたに違うイラストが入って…

カードを出すがポイントはつかない

たまにいくスーパーマーケットは、私がポイントカードを出してもポイントがつかない。 クレジットカードを使った買い物ではポイントを付けないルールなのだ。 現金で買い物をする気はあまりなく、ではなぜポイントカードを出し続けるのかというとそのカード…

アルミホイルならギリギリ持っている

各家庭に「あることになっている」ものってある。 常識的に常備されているはずのものだ。 布団だとかマグカップだとか、ハンガーくらいだったらまさにあって当然だと思うのだが、当然とそうでもないギリギリのライン上にあるものというのも存在して、たとえ…

記憶の雑さでマウントを取る

副都心線に「明治神宮前〈原宿〉駅」という駅がある。 車内のアナウンスでは「めいじじんぐうまえはらじゅく」と呼ばれる。 友人と軽く話していて、あるイベントに行った話になった。 「駅的には、明治神宮前原宿駅が最寄なんだけど」 パリっと正確に「明治…

まばたきをする体さいきんの見せ場 3/4~3/13

こんにちは。実は会社のバレンタインデー→ホワイトデーがそんなに嫌いじゃないです。 私の勤め先であるデイリーポータルZ編集部はバレンタインデーは慣例的にサバ缶をプレゼントすることになっておりまして、ホワイトデーもこんなかんじで、生活に必要なもの…

あたたかいおにぎりで泣くか

先月からひさしぶりにちょこちょこブログを書くようになり、日々なんか書いてやろうと思うと日常に思うところが増えました。 ふと思い出したこともこいつは覚えていようという気概にみちあふれております。 今日はそんなかんじで最近はっとしたことダイジェ…

占い師さんにもう会えないが寂しくない

近所の古い商業施設に狭い占いブースがある。 60歳くらいの美人のお姉さんがやっていて、ごくごくまれに先客がいることがあるもののおおむねいつも空いていて予約とは無縁なのがいい。 20分3500円。日ごろ占いをしない人にとっては高いかもしれないが、占い…

脱毛中に路線バスのことを考えていた

脱毛に通っている。 生えていてほしくない毛が今後生えてこないようにするための施術である。 20代前半である程度の脱毛は完了させたのだが、30代の終わりになってすすめられて脱毛業界でいう部位の「VIO」脱毛をはじめた。 Vがビキニライン、Iが膣まわり、O…

SNOWで顔を見るだけ

40歳前後の女4人でだらだら飲んでいて、そこそこ酔っ払ったあたりで1人が「SNOWで顔を見よう」と言った。 SNOWというのはあの写真のアプリのことだ。 あれで写真を撮って送りあうのではなく、ただフィルタをかませた盛り盛りの顔を見ようという。 彼女のスマ…

オートチャージ設定の定期一体型クレジットカードを落とした

PASMOのオートチャージが設定してある、定期券機能付きのクレジットカードを落とした。 タイトルにも書いてあるので同じことをまた書かなくてもいいのだが書いた。 そしてもう一度書く。 ・PASMOのオートチャージが設定してある→使えども使えども無限に残高…

フィフス・エレメントじゃねんだから

特殊な原料を使って作られ、固く、熱に強く、電子部品や人口骨に使われる製品の名前を答えよ。 社会科のテストに上のような問題があり、小4息子の誤答がオフィスフェレメントだった。なんだそれは。 正解はファインセラミックスである。 聞けば「なんかかっ…

おまえら、まだ生きていたのか

JRの新宿駅から地下道で副都心線の新宿三丁目駅へ歩いていて、前を横切った赤ん坊連れのカップルの男の方が20年前に付き合っていた男だった。 偶然に驚きつつ、気づいたことにも驚いて、ということは!? と連れの女を見たら、20年前に私がふられた理由「別の…