まばたきをする体

勇んだが誰もいなかった

オリンピック、観に行きたい? と子どもたちに聞いたら、娘はバドミントンは観たいけどたくさん電車に乗るならいい、息子はテレビで観るから現場にはいかなくてもいい、という回答だった。

うちの子らはあまりあちこち行きたがらない。そこを誘って盛り上げて連れ出すかどうするかがいつもむつかしいところだ。

私も混雑した場所に行くと気が急くたちで余裕の気持ちで楽しめなくなるほうなので家で体育座りしているくらいでわりとちょうどいいところがある。

子どもらは学校へ行き私は会社へ。

会議の日で上司の林さんがアメリカ土産のださいTシャツをくれた。やった! みんなで着て会議をした。

今日は息子も娘もいつもより早く帰ってくる日なので定時であわてて帰宅。道中晩のメニューをくみたてて足りないものをスーパーで買った。この時間だとふたりとももう家にいるはずだなと勇んだが誰もいなかった。

そうだ、ふたりの帰りが早いのは明日だった。今日はふたりとも遅く帰ってくる日じゃないか。

日中も「今日はそういえばふたりとも早いな」「あ、いや違うんだ、今日は遅い日だ」などと何度か脳で行き来していたのに結局間違えたのでびっくりした。

こんなに間違いの方の情報がしつこくあたまから退かないことがあるとは。

子どもたちが帰るまで1時間くらいある。

ひとり静かにTwitterとか見た。

それから、ふるさと納税の寄付先の自治体からワンストップ特例制度の申込書類が届いていたので返送の準備をして、娘を迎えに英語学童に行く道すがら切手を買い貼って送った。

この手間を多くの人々がかけていると思うといつも本当に新鮮に驚く。ワンストップ特例制度を申し込むすべての人々の、申込書にボールペンで記入し身分証明書類やなんかをコピーして封書に入れて切手を買って貼って出す動作をまとめて束ねてエネルギーにして有効活用したい。

娘と手をつないでわいわい帰宅。

会社でもらったTシャツを自慢したらテーブルにつっぷして笑っていた。ダサくてウケる、という感覚がもうわかるのか。

「真ん中に書いてある『USA』の文字の中がペイズリー柄になってたから笑っちゃった」と言っていた。そうそう!

そういえば今日は雨で、でもわたしは洗濯を出したまま会社に行ってしまったが、洗濯は取りこまれていた。

塾に行く前に息子が入れてくれたんだろう。忘れずに礼を言わねばとメモに書いておこうとしたがメモに忘れた。

でも感謝の気持ちはおぼえていて、息子が塾から帰ってきたらお礼は言えた。

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デイリーポータルZの記事一
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