まばたきをする体

着ると肩幅が2倍になる

私はバザーが好きで好きで仕方なく、子どもたちが小さい頃は衣類の50%をバザーで仕入れた(残りの50%はおさがり)。

子どもというのは小さいころはすぐに服のサイズが合わなくなる。1年で着られなくなるのだ。バザー市場にはたくさんの赤ん坊~幼児むけの衣類が出る。

ただ、6歳くらいだろうか、120cmくらい? を超えてくると2~3年着られるようになってくる。動きもアクティブになり服もすぐにいたむのでなかなかあれこれがバザー市場に出てきづらくなり、最近はバザーで子どもの服があまり買えない。

それでも昨年、息子に140㎝くらいのダウンジャケットを見つけたので買った! のだが息子が! 着て! くれない!

着ると肩幅が2倍になるから

というのが理由で、おしゃれなのだがたしかにたくさん綿が詰まっているのか着ると体が大きくなるダウンジャケットだ。

理由がおもしろいので着せるのはあきらめた。肩幅が2倍になっても気にならないだろう甥っ子に譲ろう(甥っ子はおしゃれなら着てくれる)。

そうして息子は何を着ているかというと私が自分で着ようと思ってバザーで買った厚手の裏起毛のパーカーなのだった。

ふふふ。

息子はそれを着て朝はやくから水道橋に用事をすませにいった。

遅く起きた娘と昼前によちよち手をつないで迎えに行き、そのまま娘の強い希望でマクドナルドでお昼を食べた。

マクドナルドの店員さんがとても親切な人で感激する。飲食店にはたまにものすごく感じのいい人がいるなと思う。

Lサイズのポテトを買ってみんなで分け合った。最後の1本を奪い合った。

うちの子どもたちは乗り物酔いをする。特に娘は電車にも弱い。

食べてすぐ帰宅するのは不安なので調べてお茶の水の水道歴史館というところに行った。

東京水道400年の歴史を学べる資料館である。

好きな人はふるえるほど興奮する施設だと思うが、われわれ3人は水道にも歴史にも造詣がまるでなく、予備知識もない。楽しめるか不安だった。

とてもきれいな施設で、ジオラマや実物大の模型などもあり上手に展示してあって、土日祝日のみ行っている「どうぶつクイズ」という企画がとてもよくてなんと完全にエンジョイしたのだった。

「こんな一見地味な施設ですっかり楽しんだ!」という、生きる自信につながった。

帰って最寄り駅の近くの和菓子屋で息子はどら焼きを、娘はブッセを、私は大福を買って帰った。

和菓子屋に子ども限定スタンプカードというものがあり、景品を娘が強く欲しがった。スタンプを絶対に集めるのだと意気込んでいて、お店の方が喜んでくれてよかった。

おやつを食べて、テレビを見る人とゲームをする人と本を読む人にわかれて、晩ご飯を食べて寝床に湯たんぽを入れて寝た。