まばたきをする体

だるまと暮らす決意をした

ついに私はだるまとともに暮らす決意をした。

うちには大きなだるまがある。仕事のからみで買って、その後1年飾ったあとしかるべきところに納めようととりあえず居間においたままになっていた。

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 ↑奥に写っているこれ。

去年の正月に近所の神社で供養してもらえないか聞いたが大きなだるまは断っているとのこと。

ではどこかお願いできるところに送らねばならないかなと思ったまま1年がたちすっかり自宅になじんでしまったのだった。

そうして先日。縁起の良いだるまは供養せずにだいじに飾っておいてもいいのだと聞いてわたしの決意はかたまった。

このだるまと、暮らしていこう。

だるまは専用の大きなダンボールがあり屋根裏に保管してあった。そのダンボールを解体し処分した。どこかへ送って供養することはもうむつかしくなった。

だるまに向き合うとすこしほこりがついていたのでよくふいた。

娘は遊びにでかけ用事のない息子と1日すごす日だ。

だるまのほかにも屋根裏のたまったゴミをおろした。

いろいろと処分。ちょっと思い出のあるものもあり写真に撮った。

そういえばと思いつき冷蔵庫のなかも片づけていたらきな粉が出てきた。

先日あたらしいきな粉を開ける前に「開封済みのものがあるのでは」と思って探して無く、その日の夜に見つかった夢をみたのだ。

夢のとおりだ。やはりきな粉はあったのだ。

そうしていま開封済みのきな粉2袋がある。

「きな粉 消費 レシピ」で検索すればなんとかなると思うと頼もしい時代だ。

1月のおわりから家じゅうをずいぶん片づけた。家のなかに存在を忘れていたものがずいぶんあって驚いた。

いよいよきな粉も見つかり、いま私は家にあるもののすべてを把握している。家が私そのものだ。

一息ついてテレビをつけたら「アタック25」が放送されていた。

息子が「これが『アタック25』か…!」と言っている。

アタック25」ほどの存在になると子どもは本物を見るよりも先にパロディや比喩でふれるのだろう。

アタックチャンス」のルールなどよく説明しておいた。人生においてとてもだいじなことだ。

司会が谷原章介で、ここでしっかり児玉清にふれておくべきかも悩んだが今のところはまだいいかと言わなかった。

さらにAmazonプライムで「ジュラシックワールド」を観た。こわくてワーワー言っているあいだにもう終わった。

節分なので鬼の海苔巻きを作ろうと思っている。

1月のなかばに新聞で見て、これは作ろうと、しかしうまく作れるだろうか、いやここはひるまずやるだけやってみようと覚悟していたのだ。

難儀して危ないところだったがギリギリできた。

息子も帰って来た娘も「ふーん」くらいだったが、やると宣言したことを達成したことはきっと評価してくれているだろう。

娘がちゃんと恵方をむいて食べたいというので恵方を調べた。「去年も同じ向きだった気がするけど大丈夫か」と聞かれ、調べずに「大丈夫!」と答えた。

豆まきをした。豆を食べた。

 

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