まばたきをする体

示唆をくむのが苦手にもかかわらず雑に映画を観てしまった

小1の娘と娘のお友達を2人、子ども3人を連れて映画「リメンバー・ミー」を観てきた。

それよりも先に友達と観ていた小4の息子に、後半畳みかけて泣かせてくるシーンがあると聞いていただけでなんの前情報もない。

道中はテンション最高潮の女子3人とコンビニでおにぎりを買って公園で食べつつ、輪になっておしゃべりしていたら娘が炭酸のペットボトルを振って開けて噴水になってそれをかぶったり、公園から映画館まで猛ダッシュしようとするのをいなしたり、絶対になにも出ないという3人をそれでも一応トイレに行かせたり、映画館にあるUFOキャッチャーがどうしてもやりたいというのを説得してあきらめさせたり楽しいながらに気ぜわしい。

そうしてわいわいワクワク着席してようやくひと段落し、ぼんやりするころ映画がはじまった。

そして、ただ観た。

なるほどこういう映画なのか。途中で隣にすわった娘のお友達がどうしてものどがかわいたというのでリュックから水筒を出して渡した。

息子のいうとおり後半に泣きどころが用意されていてがっつり泣いた。

終わって娘がほこらしげに、ねえ、〇〇の〇〇って〇〇の化身だって気づいた? と言ってきた。

あ、ああ……! 本当だ。ぜんぜん気づかなかった。洞察力偏差値2くらいで気づく容易な示唆のシーンだったが、見落としていた。

そもそも私は映画の示唆をくむのがまったく苦手な方だ。

映画評などを読むとあの映画にこれほどの情報が含まれていたのかとショックを受けることも多いし、だからこそ映画評をもはや2次創作のように楽しんでしまうところがある。

しかしここまで魂のぬけた状態で雑に観ることがこれまであったかなと思うくらいホゲーと見ていた。

そしてそういう見方でも泣き所ではむしろワンワン泣くのだな。泣くだけ泣いて、抜くだけ抜いてすっきりしてしまった。

終わって結局ガールズはそれぞれの親に電話で許可をとりUFOキャッチャーをやって盛大にスッた。


●ホゲーと見ながら思った「リメンバー・ミー

・主人公の男の子のほっぺがつるっつる、泣くとプルップルになるのがかわいい
フリーダ・カーロが出てくるんだけど、作品の難解さや抒情に踏み込んで気軽にいじってるのすごいよかった、アイコンは許してくれるという感じある

 

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